◆炎のアンプ事件◆
我が放送部では、圧倒的に少ない予算で備品の拡充を最大限はかるため、地球にや
さしいリサイクル戦術(注1参照)をとっていました。その戦術の一貫として配備さ
れた、テクニクス(松下電器)製他目的プリメインアンプでことはおこったのです!
合唱コンクールの前日、我が部は恒例の録音を行うため、講堂に機材を運び、配線を
行っていました。
そこには、前にピエール君(注2参照)修理の際使われた、某M氏によて製作された
100Vソケット←→みのむしクリップというおそろしいコードもあったのです!
某Iさんの「これをショートさせたらあったかいかなぁ?」という素朴
な疑問が悲劇のはじまりでした。これを聞いたC君は、「じゃ、やってみようか」
と、この話に悪のりして、運び込まれ配線の済んだアンプのサービスコンセント(電源連動)
にみのむしクリップをショートさせた線をつっこんで、電源をいれました。
Iさんは、最初、「暖かい」と言ってよろこんでいましたが、すぐに「熱い!」と言って、線
を放り出しました!
その直後、アンプから大量の白煙があがりました。アンプの内部配線が燃え出したの
です!すぐさま、主電源を落としたので、火は自然消化しました。
以上が、炎のアンプ事件の概要です。
なお、このアンプは、M氏の修理により奇跡的に復活し、現在も現役として活躍中です。
注1:地球にやさしいリサイクル戦術→要はごみ捨て場から拾ってくること。
注2:ピエール君→放送部の大型扇風機の愛称。某Hさんが命名した。